自分に合った製品の見つけ方 PART3 〜モバイルバッテリー〜

こんにちは、しろ です。

目次

CIO製品

公式サイトの「製品情報」ページには全部で8つのカテゴリーがありますが、福袋と限定以外の下記の6つの選び方をご紹介します。

今回はモバイルバッテリー編です。

  1. 充電器
  2. ワイヤレス充電器
  3. モバイルバッテリー
  4. ケーブル
  5. ウェアラブル
  6. その他

この記事で伝えたいこと

CIO製品を使い、その製品について知れば知るほど、ガジェットに苦手意識がある方にこそおすすめだと感じるようになりました。

ガジェット(Gadget)とは、「目新しい道具、面白い小物」を意味する英語。携帯するタイプの電子機器やその周辺機器を指して使われることが多い。現時点でCIO製品が世に送り出しているモバイルバッテリーや充電器などはガジェットに分類されるものが多い。

一方で、このブログでご紹介した製品をきっかけにCIOのサイトを見た時に、名前が似ている製品が多く、「どう違うの?難しくて、よく分からない」となってしまうかもしれないな・・・と。

SMARTCOBY Pro SLIM(下記画像の左側)とPro SLIM CABLE(下記画像の右側)なんて、名前が似ていますし。

ガジェットが好きとはいえ、詳しい知識があるわけではありません。

自分で調べることが好きなのである程度理解できるまでそう時間はかからないのですが、高齢の両親やこう言うものに関心がない身内に説明するとしたら、それなりに時間がかかるだろうと思います。

そこで、「そもそもCIOって何?」とか「こういうのが欲しいのだけど、何を選んだら良いか分からない」という人に向けて、聞き慣れないかもしれない用語を説明しつつ、公式サイトの見方を書いてみようと思います。

CIO製品を選ぶ際の参考になれば嬉しいです。

充電器、モバイルバッテリーを選ぶ前に知っておきたいこと

STEP
何台のデバイスをつなぎたいのか

検討する際は、「充電したい製品(または電源が必要な製品)は何台か?」からスタートします。

持っているのがスマホだけであれば、ポートは1つで十分です。

充電が必要なデバイスをたくさん持っているとしても、同時に充電するのは2つ程度なら、2ポートで足ります。

デバイス(Device)とは、「機器、装置、道具」などを意味する英語。日本語でも同様の意味で使われる。これらをガジェットと呼ぶ人もいると思いますが、同じ言葉を使うと紛らわしいので、この記事ではiPhone(スマホ)、iPad(タブレット)、MacBook(パソコン)などをデバイスと呼んでいます。

ポートとは、ケーブルを差し込む口のこと。

STEP
充電したいデバイスの接続部分(USB)

自分が使っている製品の充電部分がどの端子(USB)に対応しているか、を確認します。

持っているのがスマホだけであれば、ポートが1つの充電器で良いです、充電が必要なデバイスをたくさん持っているとしても、同時に充電するのは2つという場合は2〜3ポートで足ります。

上記の画像では左から順に、Micro-USB、TYPE-AとLightning、TYPE-Cです。

USBは世界的にTYPE-Cへと移行しつつあるが(EUの規格に準じて)、Type-AはPCやオーディオ周辺機器でまだまだ使われている。Micro-USBはかなり減ってきた。

  • Micro-USB:見た目がTYPE-Cに似ていますがよく見ると台形で、接続する際に向きを確認する必要があります。
  • TYPE-A:細長い長方形で、向きを確認してから接続する必要があります。
  • TYPE-C:楕円形で、向きの確認は不要です。
  • Lightning:Apple独自の端子で、向きを確認する必要はありません。
しろ

iPhone 15以上・Androidスマホ・iPadのほとんどはTYPE-C、iPhone 14以前とiPad(Pro・Air・Miniの名前がついていないiPad)はLightningです。

ケーブルには複数の組み合わせがあります。

  1. Type A to Micro USB
  2. Type A to Type-C
  3. Type A to Lightning
  4. Type-C to Type-C
  5. Type-C to Lightning

iPhone 14以前を使っている人であれば、上記3または5のケーブルが付属しています。

iPhoneにLightning端子側を接続するので、充電器につなぐのは反対側の端子になります。

3のケーブルを持っている人はType-Aのポートがある充電器を、5のケーブルを持っている人は(他に持っているデバイスが同じくType-Cのみであれば)、Type-Cポートの充電器を選べばOKです。

上記3(Type A to Lightning)のケーブルを使っている人は、上記5(Type-C to Lightning)のケーブルに買い換えましょう。スマホのバッテリー持ちが短くなり、こまめに充電が必要になっていると思いますので、充電時間が短くなる上記5がおすすめです。

STEP
最大出力

できるだけ早く充電をしたい場合や複数のデバイスを充電したい場合は、最大出力が大きい製品を選びます。

たとえば、出力が20Wの製品と30Wの製品を比較した場合、1.5倍の差があります。

大雑把な言い方になりますが、1.5倍のパワーがある、というイメージです。

Windows PCやMacBook Proの場合、出力が小さい充電器では充電できないこともあるそうです。

最大出力が大きければ大きいほど、同時充電できるデバイスの選択肢が増えます(大は小を兼ねるというイメージ)。ただし、最大出力が大きい=本体サイズが大きく重量も増す、というデメリットもあります。

しろ

iPhone 8以降であれば、30分ほどで約50%まで充電できる高速充電に対応しています。Androidスマホなら、30W以上を選びましょう。

STEP
バッテリー容量

モバイルバッテリーの場合は、バッテリー容量が考慮材料の1つに加わります。

5000mA、10000mA、20000mAなどがあります。

モバイルバッテリーとは?

モバイルバッテリーとは、コンセントが使えない場所でもスマホ・PC等を充電できる製品です。

ワイヤレス充電機との大きな違いは、コンセントがなくても充電できる点です。Qi2対応のモバイルバッテリーはスマホにピタッとくっつくので、ケーブルすら不要です。

モバイルバッテリーを持ち歩く時は、スマホ等とモバイルバッテリーをつなぐためのケーブルも一緒に持って行くのが基本です。

CIO製品にはスマホにピタッとくっつくQi2(チー・ツー)対応のモバイルバッテリーや、ケーブルが内蔵されているタイプがあります。

別途ケーブルを持ち歩く必要がないので、iPhone 14以前を使っている人におすすめ。

iPhone 12以前であっても、MagSafe対応またはQi2対応のスマホケースを使うことで、スマホにピタッとくっつけて(ケーブル不要で)充電することができます。

しろ

iPhone 12以降はQi2に対応しています。ただし、ケースによってはマグネット吸着が使えない場合があります(ケースから外せばMagSafe充電できます)。

選ぶ際のポイント

CIOのモバイルバッテリーには、「SMARTCOBY(スマート・コビー)」という名前がついています。

①モバイルバッテリーの性能(バッテリー容量、最大出力数、サイズ)と②充電したいデバイスの種類・数によって、自分に合ったモバイルバッテリーが決まります。

デバイス(Device)とは、「機器、装置、道具」などを意味する英語。日本語でも同様の意味で使われる。これらをガジェットと呼ぶ人もいると思いますが、同じ言葉を使うと紛らわしいので、この記事ではiPhone(スマホ)、iPad(タブレット)、MacBook(パソコン)などをデバイスと呼んでいます。

最大出力

できるだけ早く充電をしたい場合や複数のデバイスを充電したい場合は、最大出力が大きい製品を選びます。

出力が20Wの製品と30Wの製品を比較した場合、1.5倍の差があります。

大雑把に言うと、充電速度も約1.5倍の差とイメージしておくと良いでしょう。

最大出力が大きければ大きいほど、同時充電できるデバイスの選択肢が増えます(大は小を兼ねるというイメージ)。ただし、最大出力が大きい=本体サイズが大きく重量も増す、というデメリットもあります。

バッテリー容量

5000mAhと10000mAhでは容量が2倍あります。

5000mAhであればスマホ0.8〜0.9回分、10000mAhはスマホ1.8〜1.9回分を充電できます。

1日だけの外出であれば、薄くて軽い5000mAhで十分な人も多いでしょう。

テーマパークなどで写真や動画をたくさん撮る予定であれば、10000mAhを選ぶと安心です。

最大出力は充電器の選び方と同じです。

iPhoneなら20W以上のものを、Androidスマホなら30W以上のものを選ぶことで、高速充電ができます。

2つ以上のデバイスを充電する場合や1泊2日の旅行などでは、20000mAhという選択もあります。

下記でご紹介する定番①〜③は私が個人的に予想する定番であり、順番は関係ありません。

定番① SMARTCOBY SLIM 5000mAh

薄くて、軽くて、これがモバイルバッテリー?と驚きます。

初めてのモバイルバッテリーを探している人、念のため持っておきたい人、あるいはWEARHACK2と使いたい人などにおすすめ。

最大出力は15Wと控えめ。

しろ

充電時にはケーブルが必要です。ご注意ください!

カラビナ付きケーブルホルダーと15cmのケーブルをセットで持ち歩いておけば、「モバイルバッテリーはあるけど、ケーブルがなくて充電できない」という状況を回避できます。

カラビナ付きケーブルホルダーはType-C用とLightning用があります。

定番② SMARTCOBY Pro SLIM

10000mAhで薄型タイプが良いなら、SMARTCOBY Pro SLIMがあります。

こちらはType-Aポート1つ+Type-Cポート2つなので、Type-Aポートが必要な人には嬉しい選択肢になります。

最大出力は30Wで、5000mAのSMARTCOBY SLIMの2倍。

iPad(Proを含む)やMacBook Airの充電にも使えます。

内蔵ケーブルをC to Lightiningに変更することができるのですが、C to Lightningケーブルを装着していると、モバイルバッテリー自体の残量が減っていくようです。これはLightningの仕様によるものとのこと。

定番③ SMARTCOBY Pro SLIM CABLE

10000mAhと容量が大きく、最大出力が35Wとパワフルなモバイルバッテリー。

iPhone 16シリーズ、Androidスマホ、iPad、MacBook Airを充電したい人におすすめ。

内蔵されているケーブルを使ってこの製品自体を充電できるので、ケーブルを持ち歩く必要がありません。

iPhoneユーザーの定番① SMARTCOBY SLIM 5K

SMARTCOBY SLIM 5Kがその名の通り、スリムでQi2にも対応していて、おすすめ。

Apple製品かと思ってしまうほどスタイリッシュで、ロゴも控えめで、とにかくかっこいい製品。

しろ

この製品は半個体電池を使ったモバイルバッテリーが出るまでの期間限定販売とのこと。2025年いっぱいは販売される可能性があるようですが、気になっている人は早めに入手なさってください。

AndroidスマホにはQi2に対応したがほとんど存在していないようですが、MagSafe対応のスマホケースと組み合わせることで、この製品を使うことができます。

iPhone 15以降であれば、内蔵ケーブルを使って有線接続することで、さらに高速に充電ができます。

Qi2充電の時は15W出力、有線接続では20W出力なので、iPhoneやiPad(Proを除く)の充電に使えます。

iPhoneのバッテリー残量が少ない状況なら、有線接続で充電しましょう。

「充電」という点では、MagSafeとQi2は同じ機能です。最初にAppleがiPhone向けにMagSafe機能を実装し、その後iPhoneとAndroidスマホの両方に対応したQi2が出てきました。

iPhoneユーザーの定番② SMARTCOBY Ex02

iPhoneで動画をよく見る人におすすめなのが、SMARTCOBY Ex02 Wireless Charger(Magnet & Watch) plus Standです。

外出先ではスマホリングとして使い、帰宅後はスマホスタンドとして使えます。

マグネット吸着、Apple WatchとAirPodsもこれ1つで充電できる3-in-1のモバイルバッテリー。

バッテリー残量が少ないiPhoneを充電するならEx01、ある程度iPhoneのバッテリー残量があり、充電が減っていくのを抑えつつスマホを使うならEx02でしょうか。

同じ色で揃えたい、費用を抑えたい

CIO MateのPowerBank 001は、USB-Cポート2つとUSB-Aポート1つという使い勝手の良いモバイルバッテリーです。

CIO製品よりは安価なので、初めてモバイルバッテリーを買う人や費用を抑えたい人におすすめ。

ケーブルと同じ色で揃えたい人の選択肢にもなります。

ただし、CIO Mateは出力が控えめなモデルが多いため、iPhoneユーザー以外はCIOのモバイルバッテリーがおすすめです。

しろ

PowerBank 001は最大出力が20Wです。

大容量モデル① 10000mAh

Pro SLIMやPro SLIM CABLEと同じ10000mAhですが、67Wと高出力なのがSMARTCOBY PRO PLUG IIです。

サイズが大きく、少し重いので、基本的には自宅での使用がメインで、時折持ち出すというスタイルの人に適しています。

充電中のW数・A数・V数が表示されるTFT液晶がとても見やすくて、個人的にはとても気に入っています。

コンセントに差した瞬間だけ、CIOの公式チャンネルで使われている「黎明の地平線」が見れる点も、CIOファンにはたまらない(笑)

大容量モデル② 20000mAh

MacBook ProやWindowsのハイスペックPCを使う人におすすめなのが、20000mAhの充電器。

災害時に備えて1つ持っておくのも良いと思います。

SMARTCOBY TRIOには、35W出力と67W出力の2タイプがあります。

20000mAhの充電器はサイズが大きく、重量もそこそこあるので、可能なら家電量販店やCIO直営店(2025年6月現在は大阪の1店舗のみ)で実物を確認なさってください。

2025年7月頃に20000mAで100W出力のモバイルバッテリーが発売予定とのこと(予定価格10,980円)。

公式サイト関連

最後に

どの製品もわくわくする瞬間があると同時に、製品への愛着が湧いてきます。

CIOロゴが見えるだけでわくわくするので、充電器が視界に入るような環境にしたいな、と思ったり。

たかが物、されど物、ですね。

長い、長い記事を最後まで読んでくださったのでしたら、本当にありがとうございました。

皆さまの生活にもわくわくする瞬間がありますように!

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この記事を書いた人

好奇心旺盛で、新し物好き。
CIO、final、REALFORCEを愛用。
Apple製品に囲まれて生活しています。
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